インターン生の磯部です。

突然ですが、「日本ではできないこと」と聞いたら、どんなことが思い浮かぶでしょうか。

海に囲まれた島国だからできないこと、それは陸路で国境を超えることです。

しかし、フランジアのオフィスがあるベトナムは、ラオス・カンボジア・中国と隣り合っているため陸路での国境越えができます。その中でも、東南アジアではない中国への陸路国境越えに興味を感じ、連休を利用して中国への陸路国境越えをしてきました!

今回は、ハノイから自分が行った方法、そして国境で感じたことについてお伝え出来たらと思います。

 

ハノイから国境の街・ラオカイへ

FireShot Capture 116 - 雲南省 - Google マップ_ - https___www.google.com_maps_place_のコピー

ベトナムと隣り合っているのは、中国雲南省と広西チワン族自治区という2つの地域です。

今回は雲南省元陽にある「紅河ハニ棚田」という世界遺産を見に行きたくて、雲南省へ入れるルートを使って行きました。

IMGP6170

2011年に世界文化遺産に登録されています。ハニ族という少数民族が1,000年以上かけて作り上げた棚田です。

 

IMG_2436

ハノイからは電車かバスの選択肢があるのですが、今回は23:30発の深夜バス選びました。My Dinhというバスステーションにて210.000ドン、約1,000円ほどのチケットを買います。

 

IMG_2440

バスの座席は2階建て・3列のリクライニングシートで構成されているため、通路はとても狭いです。座席も狭いので足を完全に伸ばすことができず、ひざを立ててみたり横を向いてみたり、ベストポジションを見つけるため狭いシートの上でくるくる周っていました(笑)

中はクーラーがガンガン効いていて、備え付けのブランケットをかぶらずには寝られません!

 

IMG_2442

バスに揺られて4時間半ほどで、ベトナム・中国国境の街であるラオカイに到着。そこから乗り合いのバンに乗って国境を目指します。ぼくはバンに乗り遅れてしまったので、タクシーで120.000ドン(約600円)ほど払って国境まで向かいました。

 

IMGP6032

国境に到着。ホテルやショッピングモール、飲食店が立ち並び、すぐ目の前が中国とは思えません!現在は午前5時。ただ、午前7時にならないと出国ができないということで、国境前のベンチで一眠りです。

 

IMGP6038

7時になりました。こちらの建物に入って30分ほど並び、出国審査です。

 

IMGP6043

建物を出ると、橋が見えます。あれを渡ると中国です。

胸が高鳴り、思わず走り出してしまいました。

 

1時間のタイムスリップ!わくわくの国境越え!

IMGP6044

そして緊張の瞬間。いよいよ国境を超えます。

陸路で国境を超えたのは経験は、これまでに2回。タイ⇒カンボジア国境とカンボジア⇒ベトナム国境です。ですが、今回の国境越えは少しわけが違います。

というのも、ベトナムと中国には1時間の時差があるので、この橋を歩いて渡り切るだけで1時間が進んでしまうのです!しかも、地理学的には東南アジアから東アジアへと切り替わる箇所でもあり、一気に違う世界に踏み入れるのに新鮮さを感じていました。

ドキドキが止まりません。

 

IMGP6443

橋のちょうど真ん中。真ん中に国境線が引かれているのであれば、右足がベトナムで、左足が中国のはずです。ぼくはいま、同時に2カ国に存在していることになります(笑)

 

FireShot Capture 117 - 雲南省 - Google マップ_ - https___www.google.com_maps_place_

さらに実感しようと思って衛星地図を見てみると、右側のベトナム寄りに国境線が引かれていました。ということは、橋を渡り始めた時点ですでに中国に入っていたということになります(笑)2ヶ国に存在していたというのは幻想でした…。

 

時計の針を1時間進めて、入国審査へ向かいます。いざ渡ってみると、千葉から東京へと入る市川橋よりも短く、国境を超えたという実感はありませんでした。でも、確かに国境を超えたのです!

IMGP6052

その証拠に、入国審査を終え外に出ると、そこはベトナムでなく、紛れも無く中国でした。

 

IMGP6051

IMG_2450 IMG_2449

なによりも印象的だったのは、その匂いです。

いままで行った上海や香港で嗅いだことのある、中華圏ならではの調味料の香りがほのかに漂い、中国に入ったことを強く認識させてくれます。

 

IMG_2458

街には中華料理屋さんが軒を連ね、

 

IMG_2448

街に貼られるのは、ホーチミンさんから毛沢東さんに変わっていました。

 

IMG_2482

よくジャッキーチェンが武器にする椅子もあり、

 

IMG_2469

国旗ももちろん、中国です。

こんなに短時間で街の雰囲気ががらりと変わる体験は初めてで、とても新鮮でした!

 

さいごに

IMG_2588 IMG_2638

IMGP6140 IMG_2730

目的地の棚田はとても綺麗で、国境を超えて訪れた甲斐がありました。

日本で生まれ育った身として、陸路で国境超えるというとてつもない興奮を味わうことができました。

土日で行けるベトナム・中国間の国境越え、ハノイにいらっしゃるときに体験してみてはいかがでしょうか?

陸路国境越えに関連して、ベトナムのホーチミンからポルトガルまで、ユーラシア大陸を横断する世界最長の路線が通っているということを知りました!

参照|The Longest Train Ride in the World: Vietnam to Portugal. 

いつかこれに乗って、ひたすら陸路で国境を超える旅をしたいです。

01_banner_200-200