インターン生の磯部です。

ベトナムでは、日本では目にすることのない光景をよく見かけます。

 

IMG_1582

おびただしいほどのバイクや、

 

IMG_1600

屋外で食べる寿司屋さん、

 

IMG_1351

路上に置かれている移動式身体測定器など、好奇心がとどまることを知りません。

 

その中でも、トップクラスに気になっていた存在。

それは、

 

IMG_3356

路上の散髪屋さんです!!

 

屋外で髪を切ることにとてつもない興味を感じたので、実際に体験してみました。

今回は、路上で髪を切ってみてわかった、「路上散髪のメリット・デメリット」をお伝えします。

 

これは良かった!オススメしたい3つポイント

(1) 早い

IMG_3367

切り始めてからお会計までがとても早いです。ものの10分。

先輩から「仕事にはスピード感が大事」だと教わったので、そう考えると今回切ってくれた方はものすごい仕事ができる方です。全く迷うことなくバリカン・ハサミを入れ、あれよあれよと切っていきます。そんな潔い姿勢を見習いたいと思いました。

時間が無く、お急ぎの方におすすめです。

 

(2) 安い

次に上げる利点は、その安さです。値段は50.000ドン、約250円ほど。「250円といえば◯◯と同じくらいです」という例が見つからないのですが、ランチを食べるよりも安い値段で髪を切ってもらえると考えると、安いですね。

美容室へいくと、同じ「髪を切る」という行為に対して20倍も30倍もの値段を払う必要があります。例えば、おしゃれの聖地・表参道で切ってもらうと6,500円(シャンプー・ブロー込み)くらいかかります。もちろんその中には様々なサービスが伴っているからなのですが、ぼくは安く切ってもらって、その分おいしいごはんを食べたほうがお得だと思ってしまうタイプです。

 

(3) 予約が必要ない

IMG_3354

普段、美容室に通う方がいつもすること、それは予約です。いまではホットペッパービューティーのようなサイトを使えばオンラインで予約ができますが、ほとんどの人は電話予約が多いと思います。しかし、ゆとりの世代に生まれた人たちは通話をあまり使わずに育ってきました。それゆえ、電話をかけるということを億劫だと思う人もいるはず…。

しかし、路上散髪であれば、その心配は必要ありません。なぜなら、ホームページもさることながら、電話番号すらもないからです!だから、電話予約という億劫なことはせず、直接現地へ向かえばいいのです。

ちなみにぼくが行った時にはおじさんが散髪中でしたが、5分だけ待ったらすぐに切ってもらうことができました。

 

以上、3つのおすすめポイントをご紹介しました。

しかし、世の中いいことばかりではありません。どんなことも表裏一体、ネガティブな要素もあります。次に、路上で散髪をする前に知っておきたい注意点をいくつかご紹介します。

 

これがあるから躊躇する!? 5つのポイント

(1) 髪の毛が皮膚につきまくる

IMG_3364

ぼくが髪を切ってもらったのは6月上旬。強い日差しに頭がクラクラするような日もある、暑い季節です。しかも、ハノイは湿度の高い町。むわっとした熱気が全身を包みます。

 

暑さと湿度かけあわさると何が起きるでしょう。

そう、汗です。体中から汗がふきだし、皮膚をひたひたと流れてゆきます。しかも散髪中のため、両手を使えず拭くこともできません。

 

するとどうなるか。

切られた髪の毛が、汗ばんだ皮膚にひっついて落ちていかないのです!!

そして、散髪が終わってもその髪の毛は皮膚から離れることなく、ずっとついたままで散髪が終わってしまいます。すぐにシャワーを浴びないと、気になって気になってしょうがないんです。路上散髪のあとは、予定を入れないことをオススメします。

これは、路上散髪の最大のデメリットだと思いました。

 

(2) シャンプーとドライヤーがない

路上で散髪をしてもらう場合、当然のごとくシャンプーがありません。なぜなら、髪をとかす霧吹きのほかには水がないので、流すことができないからです。

路上には電源もないので、ドライヤーも使用不可。

そうなると、散髪を終わった後、頭の上には切られた髪の毛が残ったままになってしまいます。①にも関連しますが、切られた髪の毛を乗せて移動するのは気持ち良いものではないですね。

シャンプーとドライヤーってとても大事。そう感じさせられました。

 

(3) 場所を突き止めるのが大変

IMG_3383

一般的な美容室と違い、住所があるわけではないので、そもそも訪れることが大変です。ネットで調べてみると、「旧市街にいけばあるよ」と書かれていますが、旧市街のどこにあるかはわかりません。

ですから、日頃から路上散髪を探すように心がけ、目星をつけておく必要があります。

ちなみにぼくは、タクシードライバーに話して連れて行ってもらいました。

 

(4) 周りの視線を浴びる

路上の散髪屋さんでは、他人からの視線を浴びることは必至。道路のほうを振り向く度、だれかと目が合います。近くのおじさんの視線を一心に浴びることも仕方なしに切ってもらっていました。シャイな人にとってはとてもつらいことかもしれません。

 

IMG_3368

バイクに座っているおじさん(写真左)にめちゃくちゃ見られています…。

しかし、みんな車かバイクに乗っていてすぐに通り過ぎていきますし、そもそもベトナムでは路上の散髪屋さんは日常なので、ほとんどの人は気にしていません。

心をからっぽにして、髪を切ってもらうことだけに集中しましょう。

 

(5) 良くも悪くも、雑

IMG_3376

これは、路上散髪特有のポイントかどうかはわかりませんでしたが、時々雑に扱われることがあったことも伝えなければなりません。

例えば、櫛で髪をとかすとき、力が強すぎて頭皮をひっかいてしまっていたり、首周りに溜まっていく髪の毛をはたき落とす時、何人ものおじさんに使っていると思われるちょっぴり臭いスポンジでポンポンしてもらったり。美容室では絶対にされないようなことにびっくりしつつも、これも含めて路上の散髪屋さんなんだと思えるかどうかのポジティブさが肝要だと思いました。

 

さいごに

cut_beforeafterBefore(左) After (右)です。すっきり夏仕様になりました

散髪を終えてみると、ベトナムの若者と同じような髪型になることができました。切ってもらった方には、「ベトナムで一番かっこいい髪型にしてください」と頼んだので、おそらくこれが最先端のヘアスタイルなのでしょう。風を直に感じ、とても気持ちよくなりました。

 

現地での新しい体験をしたい方、時間がなくてささっと髪を切ってもらいたい方におすすめの路上散髪。ぜひ一度、体験してみては!?

01_banner_200-200